ガンガラーの谷ツアーは、鍾乳洞の中のケイブカフェから始まりイキガ洞やイグナ洞といった聖地や大主ガジュマルのパワースポットを通って武芸洞の人骨発掘場所を見ることができます。
お土産や周辺観光、食事についても紹介していきます。
子連れで行くには難しく割引もほぼありませんが、少し高くても行く価値はありました。
ガンガラーの谷って何?由来や歴史は?
ガンガラーの谷はの由来は、ツアー最終ポイントの洞窟内に昔の人が石を投げて「がらん、がら~ん」という音がしたからなんだそう(笑)
面白い由来のわりに、ツアーで行く場所は聖地と呼ばれるご神体があったり、ラピュタの城を守っていそうな大きな木の根っこを持ったガジュマルがいます。
ゆっくりペースで歩くツアーではガイドさんが、おもわずクスッと笑ってしまう冗談等を交えながら沖縄や鍾乳洞の歴史について教えてくれます。
ガンガラーの谷ツアーに予約するときは慎重に
ガンガラーの谷ツアー料金
ガンガラーの谷は個人ではなくガンガラーの谷が主催しているネイチャーツアーに参加しないとダメなんです。
料金は個人予約でも団体予約でも一人2500円です。
キャンセル料がかかるので予約は慎重に行いましょう。
ツアー出発前の連絡あり | 50% |
連絡なしのキャンセル | 100% |
・悪天候のツアー中止はキャンセル料が不要
・当日キャンセル、時間変更についてもキャンセル料が必要
ガンガラーの谷はツアーのほとんどが屋外だけど、雨天決行です。
集合・受付場所は駐車場から近いケイブカフェになります。
特殊ツアーについて
ツアーが終わった後は、おきなわワールドをセグウェイで走るセグウェイツアーも楽しそうです。
もしくは、ガンガラーの谷で夕方に参加したあと、おきなわワールドで開催されている【ウワガージャングルナイトツアー】に参加してみるのも良いですよ。
いざ!ガンガラーの谷ツアーを出発!
ガンガラーの谷は歩く距離は1kmほどと短いですし、足場も遊歩道があるのでそこまで悪くないです。
段差も多いですし鍾乳洞の中など濡れて滑りやすくなっている部分も多いので一番良いのはスニーカーです。
ヒールのある靴でも、低いものなら大丈夫でしょうが指先が痛くなるので覚悟してください。
自然をそのままを残している場所で、足元に虫もでやすいです。
ビーサンやサンダルできていると足に絡まったりしますよ。
ガンガラーの谷のツアーに参加するのであれば虫刺されや日焼けの対策は万全にしていきましょう。
格好として絶対にしてはいけないものが、スカートです。
ロングであろうが、ミニであろうがダメです。
できれば手荷物はショルダータイプのバッグにしまって、両手が空いた状態で参加しましょう。
ガンガラーの谷のケイブカフェではコーヒーを頼んで
ガンガラーの谷の中は有料ですが、ケイブカフェのエリアまでは無料になります。
駐車場から階段を降りた先の洞窟をそのまま利用したカフェになり、雨や日差しは避けていますが鍾乳洞内のしずくが落ちてくるのでいつでもパラソルデッキです。
ライブなどのイベントで使用されることもああり、夕方は営業時間よりも閉店することもあるので注意しましょう。
営業時間:10時~18時
ガンガラーの谷と同じく、定休日はありません。
カフェメニューについて
カフェなんですが、サンゴ地ビールなど大人が楽しむためのメニューもあります。
ランチのように軽食メニューはなく、食べ物のメニューはアイスとちんすこう位しかありません。
アイスはソフトクリームタイプではなく、丸い形のアイスクリームですよ!
紅芋のアイスをいただいたけど、イモっぽいけど土臭くないし甘すぎず美味しかったです。
多すぎませんが、コーヒーと一緒に飲むとスプーンが止まらなくなります(笑)
売り上げの一部が珊瑚の再生活動費になっている35コーヒーや、パイナップルやアセロラジュースがありました。
トロピカルフルーツ系のジュースもおすすめですが、せっかくなので35コーヒーを頼んでみてください。
イナグ洞(種之子御嶽)→イキガ洞→大主ガジュマル→ツリーテラス→武芸洞へ
ケイブカフェをガンガラーの谷のガイドさんと一緒に出発!
遊歩道が整備された道ではあるけど、熱帯雨林や洞窟を進んでいきます。
ツアーの口コミを見ていたら
「なんかすごかった!」
「神秘すぎて怖い・・・。」
という評判があるいっぽうで
「意外と拍子抜けかも」
「ただ歩いただけじゃん」
という口コミもあったので、私自身が確かめてきました!
ガンガラーの谷はイナグ洞やガジュマルをはじめとした神様がいる聖地もありますけど、遺跡や古代人の人骨が見つかっている場所でもあります。
日本で唯一の地上戦で避難していたガマでもあるので、霊感が強い人と一緒にいくと、いろいろな反応が見れました。
中にはあまりのエネルギーの変化に体調が悪くなった人もいたので、スピリチュアルを感じる人は心していきましょう!
私の場合「なんだか凄い場所だな・・・!!」という感想でした(笑)
出発したあとは沖縄独特の気候である亜熱帯で育つ植物を見ながら進んでいきます。
ガジュマルの木が歩く話しなど不思議なお話しばかりで、進行速度もゆっくりになるのが頷けます。
イナグ洞・イキガ洞は中盤の山場
ガンガラーの谷のご神体があるイナグ洞の中には入れませんが、イキガ洞の中には子宝祈願をお祈りできる場所があります。
どちらもガンガラーの谷の聖地になるのでパワースポット効果も抜群です。
イナグ洞=種之子御嶽(サニヌシーウタキ)
ガンガラーの谷は子宝スポットとしても有名です。
その中でもイナグ洞は女性の子宮を表していて、とても神聖な場所とされています。
御願所(うがんじゅ)と呼ばれ、昔から祈りをささげる祈祷所としての役割を持っていました。
入口に黒文字で【母神】と書かれていましたが、ちょっとかすれてるのが怖いんですよぉ( ;´Д`)
イナグ洞の中には立ち入りが禁止されています。
立ち入りはできませんが、ガイドさんが中の鍾乳洞の写真を見せてくれるのでガイドさんに注目です!
入口の外から、洞窟の中を伺っておきましょう。
イキガ洞
イキガ洞の中に入ることになるけど、電気設備は自分のガスランタン一つ。
鍾乳洞の洞窟に入る直前に渡されます。
鍾乳石は琉球石灰岩でできていて、3年に1ミリ成長するんです。
洞窟の中は思っていたほど涼しくなくて、むしろ湿気が多いくらいです。
鍾乳洞からの水垂れで床が滑りやすくなってますし、足元が暗いので注意して歩きましょう。
イキガ洞の奥にもご神体とされる、男性のシンボルの形をした大きな鍾乳洞が見えます。
ちょっと恥ずかしいんですけど、確かに子宝には恵まれそうなスポットですね。
雄樋川が流れていて戦争当時、逃げ込んだ多くの人が大雨によって亡くなったとされています。
大主ガジュマル(ウフシュガジュマル)
トンネルを抜けた先には見上げるほど大きなガジュマルの木が!!
数十万年前に洞窟があった場所にいるガジュマルの主です。
きっとこのガジュマルにはキジムナーが居るんじゃないかな。と思ったので失礼がないように、そろーっと歩いていきました。
間違っても故意に蹴ったり、わざと木を追ったりしないようにしましょう。
ツリーテラス
スタッフさんの手作りのツリーテラス。
木の階段が狭いうえに、ちょっと登らないといけないんですが登りきったあとは爽快感がすごいです。
海も奥の方にチラッと見えますが、オーシャンビュー!!という感じではありません。
どちらかというと、森が広がっている風景なので大自然のエネルギーを感じてください。
武芸洞(最終ポイント)
近くの遺跡で1万年より前の、港川人の人骨が見つかっています。
平日に参加するのであれば、発掘作業が実際に見ることが可能です。
ガンガラーの谷のお土産はタイプがありすぎて迷う
観光した場所に関するお土産がたくさんあって迷っちゃいますよ!
万人受けするお土産
35コーヒー:ガンガラーの谷パッケージがありました
ケイブカフェうちわ:小さなサイズのミニうちわ。1本100円で販売しています
トートバッグ:黒と白の2種類あるトートバッグで葉っぱと英語のロゴがめちゃくちゃおしゃれです
スピリチュアルな人へおすすめ
がじゅまるの苗:プランターの根っこつきの苗があります
粟石コースター:琉球石灰岩でできているコースターです。
ユーモアのあるお土産
Tシャツ:黒い記事ににネオンカラーの港川人の顔がばばーんと書いてあるユーモアあふれるTシャツです
港川人キーホルダー:1個500円の港川人の上半身がキーホルダーになりました
ガンガラーの谷は予約制
前日以前の予約方法
オンライン予約が便利です。
一週間ごとのタイムライン方式で表示されていて〇などの記号で予約状況がわかりやすいです。
希望の時間に合わせて予約しましょう。
https://www.gangala-reserve.com/
時間変更もキャンセル料がかかるので、予約は余裕をもちましょうね。
オンライン予約は24時間可能ですが電話予約したいのであれば、9:00~18:00になります。
当日の予約について
当日でもツアーに空きがあれば予約可能です。
ただし、オンライン予約ではなく電話で問い合わせましょう。
予約番号:098-948-4192
ガンガラーの谷は割引がないので注意
入園料はいくら?
入園料は大人:2500円、中学生以上が1500円となり小学生以下は保護者同伴であれば無料になります。
以前は10名以上の参加で団体割引がされていましたが、廃止してしまい割引などは全くありません。
ツアーだと安い?
旅行会社のツアーなどではバスの送迎と他の観光場所とのセット料金で少しだけ割安になっているプランもあります。
特にガンガラーの谷には沖縄発オプションツアーを利用すると良いですよ~。
https://www.veltra.com/jp/japan/okinawa/okinawa_main_island/a/20597
ガンガラーの谷に子連れは難しい
幼児連れはベビーカーが使えない
自分で歩くことのできる幼児であれば参加可能です。
ベビーカーは対応していないので、入ることもできません。
歩くことが難しければ、おんぶや抱っこで歩かなければいけないですが、とにかくキツイです。
赤ちゃん連れや妊婦さんはやめておこう
赤ちゃん連れも、妊婦さんもツアー参加はしない方が無難です。
前が見づらい情況ですし、万が一転んだりした時が恐いですよね。
スリングや抱っこひもで固定すれば大丈夫!と思う人もいますが、転んだら下敷きになるのは赤ちゃんですよ?
基本情報を紹介
営業時間 | 9時~18時 |
電話番号 | 098-948-4192 |
定休日 | なし |
滞在時間 | ツアー時間1時間半 |
ロッカーは、おきなわワールド側に大きいものと小さいものがあります。
ガンガラーの谷はおきなわワールドと同じ系列のため預けることも可能です。
ガンガラーの谷の受付で預かってもらえる可能性もあるが、荷物の保証はされないと思います。
ツアーが始まってしまうと列から外れてトイレに行くことが難しくなるので、開始前にすませておきましょう。
地図はこちら
ガンガラーの谷で周辺観光するなら
おきなわワールド
入場無料の部分だけでも楽しめる、おきなわワールド。
無料なのにエイサーの迫力がものすごいんです!
イオンカードを持っている人は提示すると10%割引があるのでお得です。
蛇が苦手な人はハブゾーンに行かないことを伝えれば500円オフできますよ。
玉泉洞
おきなわワールドの中にある長い鍾乳洞です。
入口も広くて大きいですが、天井が低い場所もあるので注意しましょう。
床が濡れているので滑りやすいです。
パワーは感じられるんですけど、なにせ同じような景色ばかりなので飽きちゃいます。
港川フィッシャー遺跡
おきなわワールドの近くの崖から1万8000年前頃の人骨が発見されました!
フィッシャー遺跡は切り立った崖しか見えませんが、どんな生活をしてたんでしょう?
ガンガラーの谷の周辺で食事
ガンガラーの谷周辺には独特なグルメも多く、魅力的なレストランがあります。
ランチ
沖縄そば金太郎 | |
住所 | 南城市玉城船越1197 |
営業時間 | 11:00~16:30 |
電話番号 | 098-988-3430 |
休日 | 水曜日 |
道路沿いのお店で駐車場も広く観光客でも立ち寄れるお店。
ソーキそばは軟骨がトロトロです。
やぎや(屋宜家) | |
住所 | 島尻郡八重瀬町字大頓1172番地 |
営業時間 | 11:00~15:45 |
電話番号 | 098-998-2774 |
休日 | 火曜日 |
ぜんざいが美味しいです!
黒糖のシロップとかき氷がふわっとした食感で印象的。
素朴だけど、思い出に残るような味。
夕食でもいける
浜辺の茶屋 | |
住所 | 南城市玉城2−1 |
営業時間 | 10時~20時 |
電話番号 | 098-948-2073 |
休日 | なし |
目の前に海が見えるカフェ。
軽食のクオリティは普通だけど、景色がよくてゆったりできます。
人気店なので平日でも待ち時間が発生します。
そんなときは目の前にある海で、ヤドカリでも探してみてください!