波照間島へいくためには、石垣島からフェリーに乗るしかありません。
高速船(大型のぱいじま2)や、貨客船(カーフェリーはてるま2)と種類があるので、紹介していきます。
メリットもデメリットも各フェリーで違いますが、おすすめしたいのは大型高速船(ぱいじま2)です。
欠航しない時期や波照間島へ行くベストシーズンについても話します!
波照間島にフェリーで行ってみた
波照間島への行き方は那覇からの直行便は残念ながら出ていません。
波照間島への交通手段は、石垣島を経由して船にのるほかありません。
那覇→石垣島は飛行機もでていますし、船も運航しています。
石垣島→波照間島は1日3便の定期船があるのですが、欠航率がものすごく高いうえに、乗ってみると地獄ですよ・・・。
波照間島へ行くための船は石垣島の離島ターミナルから出航しています。
住所:〒907-0012沖縄県石垣市美崎町1番地 石垣港離島ターミナル内
電話番号:0980-83-0055
地図はこちらになります。
波照間島へ行くなら大型船「ぱいじま2」の方が良い
最初に言っておきたいのが、波照間島の航路の半分くらいは外海なので、めちゃくちゃ船が揺れます。
普段、乗り物酔いはあんまりしない私もオエーッ!な状況になりました。
ぱいじま2は、大型船と言われていますが小型高速船と航路時間が20分ほどしか差がありません。
船内は特別料金がかかる2階部分と通常料金で乗れる1階部分にわかれていました。
おすすめは、デッキ部分に近い席です。
夏場はガンガンに冷房がついて寒いですし、大型船といっても【大型高速船】ですから、それなりに揺れます。
気持ち悪くなってきたら外に出れるようにしておきましょう。
小型船はやばい・・・!
大型船でも揺れやすいですけど、小型高速船は最上級に揺られます。
航行60分のうち、30分は容赦なしのヘドバン状態が続いていきます( ;∀;)
小型船の前方の席はとんでもなく揺られるので、後方の席がおすすめです。
特に一番後ろの席は、ほぼ外のような席になっていて海風がビュンビュン入って気持ちが良いですよ。
波照間島のフェリーは欠航率が高い
波照間島は八重山諸島の中でも、外海に飛び出している島なので天気や波の高さにかかわらず定期船が欠航することがあります。
フェリーの欠航率が高いときだと、一週間まるまる全便欠航して波照間島から帰れないほどです((((;゚Д゚))))
北風(カーチバイ)が多い冬場の時期があてはまります。
波の予報などを見ていても、高くないのに欠航(もしくは運航未定)のお知らせが来ることがあります。
欠航(または運航未定)のお知らせがきたときは、【貨客フェリーはてるま2】の運行を確認しましょう。
貨客フェリーは毎日運航はしないんですが、定期船よりも欠航率が低いのでおすすめです。
欠航が少ない時期もあります
過去の運航状況を見ていると、3月~6月は欠航が少ない時期です。
7月~9月も冬場に比べると欠航がでない時期ですが、台風の影響もあっていくらか欠航便がでることもあります。
波照間島行きは6月であれば天気も良いことが多く、欠航も少ないのでベストなシーズンがです。
沖縄の梅雨は6月に明けていることが多いので、ニシの浜のシュノーケルやハテルマブルーも楽しめましたよー。
波照間島行のフェリーの運行状況はここで確認
波照間島行きのフェリーの運航状況は安栄観光の公式ホームページが確実です。
当日の運行状況を〇×形式で表示してくれるので分かりやすいんですよね。
http://www.aneikankou.co.jp/timetables
自分で調べたくないという人は、運航状況をメールで知らせてくれる【運航状況お知らせサービス】があるので登録してみてください。
お知らせサービスは気になる航路を登録しておくと、毎朝6時頃に運行状況のメールを配信してくれます。
登録解除もすぐにできるので、旅行のときだけでも利用してみてはいかですか?
http://www.aneikankou.co.jp/water_routes/detail/hateruma
波照間島のフェリー基本情報
波照間島のフェリーは予約が必要?
波照間島への旅行に一番向いているベストシーズンは、フェリーの欠航率からみても6月がおすすめです。
10月でも良いんですが、少しずつ天候も悪くなり欠航も増えてくる季節のわりに混雑しているのであまりおすすめできません。
6月はもちろん、7月から9月の観光シーズンでは観光客もおおく乗船券を購入できないこともあります。
波照間島への定期船では事前予約をできるかぎりしておきましょう。
予約方法は、公式ホームページからのウェブ予約からがお得です。
フェリーの割引料金はオンライン予約が簡単
波照間島への旅費を安くする簡単な方法は、ずばりオプショナルツアーを利用することです。
jtbやhisといったツアー会社が格安でオプション旅行を販売しているので、なにも考えずに安くしたい!という人にはおすすめです。
ツアーを組みたくはない・・・という人には、公式ホームページからのweb予約がおすすめです。
安栄観光のホームページから予約すると5%オフの割引がありますよ。
定期船ではないですが、安栄観光が運航している貨客船もおすすめです。
定期船より安い値段で乗船することが可能ですが、定期船の倍ほど運航時間が長いので注意してください。
フェリーの時間は1日3便
波照間島までかかる所要時間は、大型船(ぱいじま2):約90分、小型高速船:約70分です。
時刻表は以下の通りで、1日3便しか出航していません。
石垣発 | 波照間発 |
8:00 | 10:00 |
11:50 | 13:25 |
14:30 | 16:20 |
石垣島の朝いちばんの便が8時出航、最後の便は14時30分には出航してしまうのでスケジュール調整は気をつけてくださいね。
波照間島へ到着した便が引き返すのは、1時間半~2時間後に出発になります。
特に欠航が多いシーズンは、引き返しの便に乗れないこともあって石垣島まで帰ってこれないことがありました・・・(;´∀`)
波照間島のカーフェリーは車が乗せられない
波照間島行きには、高速船(ぱいかじ2も含む)とは別に貨客船と呼ばれる貨物を運ぶ大型の船(カーフェリー)が運航しています。
しかしカーフェリーはレンタカーは乗せることができません。
自転車、原付、自動二輪車であれば、別途料金は必要ですが乗せることはできるんです。
波照間島ではレンタカーがあるので、安心してください。
ただし、返却時にガソリンを入れる場合はガソリンスタンドが島内には一つしかないので注意してください。
まとめ
波照間島へいくためには、かなり揺れる船に乗らなければいけないです。
行き方次第では料金が半額になるので、旅行費用もかなり浮くことになるんですが、その分フェリーの乗船時間も長くなるんですよね~。
確実に乗りたいのであれば、料金が安い貨客船(ただし航行時間は長い)。
欠航率は高いが、事前に予約もできる乗船時間が短い高速船(大型も含む)のどちらかになります。
実際に乗ってみたら大型の高速船(ぱいじま2)がおすすめですよ。
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